タンザニア ”ジェヌイン" キリマンジャロ W 

¥41,700

30kg/麻袋(¥1,390/kg)
※税別・送料込み

地域:タンザニア北部キリマンジャロ⼭麓ロンボ地区マムセラ村
標⾼:1750-1900m
品種:Kent/Bourbon
精製:ウォッシュ
組合員数:1,777名(⼥性334名)
平均耕作⾯積:0.5㌶
2022年6月入港

在庫あり

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説明

タンザニアのコーヒー史はビクトリア湖⻄部ブコバ地⽅に暮らすハヤ族が⾵習として⾃⽣していたロブスタ種を噛みコーヒーとして栽培していました頃に遡ります。キリマンジャロの代名詞でもある同国のアラビカ種は1893年にドイツ⼈による植⺠地政策としてレユニオン島から伝わったブルボン系(グリーンティップ)とイエメンから伝わったブルボン(ブロンズ ティップ)が東部ウサンバラ地区に持ち込まれましたが降⾬が多過ぎた為、前述のブコバ地区で試されるもハヤ族の⾵習と合わず断念。その後、キリマンジャロ⼭麓モシ地区のチャガ族によって漸く定着しました。

*元々ロブスタ種を栽培していたハヤ族はアラビカ種の栽培が難しく、⼀⽅チャガ族は写真でも推測できるように⾮常に綺麗好き・清掃管理が得意な部族だった為、アラビカ種の⽣産に向いていた為です。事実、現地を訪問してもコーヒー農園や彼らの居住区は勿論ですが、他国や他地域では結構ゴミだらけの⻘空市場においても⾮常に綺麗に清掃しており、チャガ族の⺠族性に感銘を受けました。

“Genuine” Kilimanjaro (正真正銘キリマンジャロ⼭で栽培しているコーヒー)の中でも、Mamseraをはじめとする組合を選んだのは⼤きく2つの理由からです。1つは標⾼の⾼さです。標⾼が上がるにつれ傾斜が強くなるため、⾃ずと⼤規模な農園は存在せず、零細農家による栽培になる点。そして、もう⼀つは各零細農家が各家庭で⼿作業による果⾁除去・精製を⾏なっている点です。作業効率は決して良くないのですが、チャガ族によ る⼿作業による果⾁除去は、パーチメントを潰さずに丁寧に⾏われ、キリマンジャロ⼭麓からの綺麗な湧⽔と⾼標⾼が安定した⾼品質を⽣み出す秘訣となっています。

伝統⺠族CHAGA族の農家さん達が⼤切に受け継ぎ丁寧に作り上げた“Genuine” KILIMANJARO! 是⾮、お楽しみください